▼名草の研究室▼
名草’Laboratory

平行推理 追記 2003/09/13(土) 02:35

 で、もう一度検証しながら読み直してみての追記です。
 なお、今回深夜に書いていることもあり、タグをかく気力が無いので、掲示板的なかき方でしつれします。

 まず、掲示板でも書いたが、腕時計はコナンのものではなく、元太のものでした。
 だからどうというはなしでもないが、事実の読み違えであるので、ここで訂正し、謝罪いたします。
 いや、ホント、すみませんです。

 さて、今週号を読んでみてなのだが……

 結局のところ、やはりこの先の展開は『加藤が犯人であることは自明』であるが、『千葉刑事によるアリバイ証言』が提示され、それを佐藤、高木、新一の三人(長さんと志保もかもしれないが)で解決していく……という形になる可能性が高そうである。
 つまり、物語のつくり的にはいわゆる『倒叙モノ』というやつである。
 
 というか、いつぞやの『火祭り』の事件と同じような展開になるのではないだろうか。どうもそんな気がする

 ……長さんが怪しいとか言っていたのは誰だというのはツッコまんといてください(TT)。


 で、読み直してさらに気になるところが出てきたのだが。

 今回の事件、少年探偵団が絡む余地あるのか?

 いや、毎度のことと思われるかもしれないが、今回の場合、容疑者の元(=千葉刑事の部屋?)に佐藤らが訪れた時、どーみても探偵団の面々はついていっていないのである。当然だが。

 で、そーなると。

 新一は容疑者に会うことなく(また、千葉刑事のアリバイ証言を直接聞くとなく)佐藤か高木あたりからの又聞きでのみ解決するという命題がかせられる可能性が高いのである。

 すなわち。

『倒叙物でかつ安楽椅子物』的な物語構成がなされるのではないかと思うのである。

 で、少なくとも僕の知る限りこの二つを同時に行った作品というのは見たことが無い。まあ、広い世の中全く無いということもないかもしれないが、かなり珍しく、かつ、非常に高度な技法が必要とされる形態であると考える。

 もし、この新たな(←ホントか?)パターンに挑戦しようとしているのであれば、青山先生にはぜひとも期待させていただきたいしだいである。









 ……まあ、それとは別パターンとして、『今回新一脇役。主役は高木(または佐藤)刑事!!』というパターンだとしたら、それはそれでコナンとしては新たな展開であるので楽しみにしたいとも思う。
 今まで新一以外が謎解きしたのって、平次と勇作くらいなもんなので、ここはひとつ警察'sにも頑張っていただきたい。あ、蘭や光彦や志保が謎解きしたのもあったっけ。軽いヤツでは。

 まあ、なんにせよ、次回の千葉の証言を聞いてみないことにはこれ以上先には進めないな。

 あ、婚約者の名前ですが、とりあえず、志村(仮)にしちゃだめですか(笑)
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