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名草’Laboratory

コナン並行推理 FILE451『全然平気!?』推理の前に…… 2003/09/16(火) 20:22

 さて、コナン並行推理2週目である。 

 で、まず軽いネタ……というか、前回の僕のスイリに関してである。 

 婚約者の名前……ホントに志村さんかい!!(笑) 

 いやー、個人的には『西村』とか『柏村』とか『岸村』とかなんか一工夫ほしかったところだぜぃ。ま、どうでもいいが。 

 (注:この後に及んでよくわからない人は、高木刑事を含めた今回の登場人物の苗字をよくみてください)。 

   

 で、次。 

 赤城選手の話に関して、前回のスイリで『何でこんなところに入っているんだ』と文句を言った覚えがあるんだが、これに関しては僕の想像力の欠如を如実に示してしまったようである。 

 ……そうだよなぁ。 

 ……アリバイトリックだもんなぁ。 

 ……時間だよなぁ、記者会見の。 

 はぅ。実はこれ、月曜日くらいには気がついていたのだが、UPする時間も無く、そのまま放置してしまったしだいである。なんにせよ、考慮不足であった。まことに情けないしだいである。 

   

 さらに。 

 前回の追記にて 

>いや、毎度のことと思われるかもしれないが、今回の場合、
>容疑者の元(=千葉刑事の部屋?)に佐藤らが訪れた時、
>どーみても探偵団の面々はついていっていないのである。
>当然だが。 

 などと延べ、さらには 

>新一は容疑者に会うことなく(また、千葉刑事のアリバイ証言を直接聞くとなく)
>佐藤か高木あたりからの又聞きでのみ解決するという命題がかせられる可能性が
>高いのである。 

 とか書いたのだが 

   

 …… 

 ………… 

 ……………… 

 ……あっさりついてきてます。たんてーだん(核爆) 

 こりゃー、もう笑うしかないっす。 

 と、まあ、何はともあれ、今週号のスイリに入りたいと思います。 

   

 で、今週号を読むと。やはり、 

 『加藤が犯人であるのは自明であるが、一体どうやってアリバイを作ったのか』 

 という趣旨の問題となっている。 

 これは、まあ、前回の追記の時点での予想通りであるといえよう。

(というか、長さんが怪しいだなどという世迷いごとをほざいていたのは全国でも僕だけかもシレナイ) 

 で、早速この時間のパズルを解かねばならないのであるが。 

   

   

 ふみゅー難解だぜ。 

   

 いや、違うな。 

 これが金田一少年や八雲やQ.E.Dであれば、同じアリバイトリックが出題されたとしてもこれほどまでに『難しい』『読み取りにくい』とは感じなかったはずである。 

   

 では何が、こーも平行推理を難しくしているのかといえば、それはもう、この一コマたりとも気が抜けないほどの詰め込みようである。 

   

 なんつかー以前DsDさんがDsD古文書において、『”コナン”の推理について』で語っておられたことがらの数々をひじょーに実感しているしだいである(汗)。 

 もう、とにかく、1コマにつき1つどころか、下手すると、1つコマに2〜3もの複線が張られているんじゃないか!? 

 で、しかもこれらの複線が全て事件の真相に直結していればまだよいのだが、事件とは関係ない『高木の移転』とか『ヨーコちゃんのその後』とか『仮面ヤイバーがさまざまなシリーズがあった』とか、そーゆー全く関係ないことへの複線であったりするものあり、それらを全て整理しようとすると、もうなにがなんだか(汗)。 

 はっきしいって、今回初めてコナンを連載中に本気でスイリしてみているのだが、もう、細かく読めば読むほど頭が痛くなっていく。 

 で、ふと気がつくと『コナン』ではなく、あんまし頭を使わなくてもいい『MAJOR』『焼きたてジャパン』『少年探偵Q』(←最後のちょっと待て)とかをのほほぉ〜んと楽しんでいる自分がいたりするのである。 

 根本的な疑問なのだが、こうもムチャクチャなまでに複線を詰め込みまくる必要が、果たしてあるのであろうか? 

 ぶっちゃけ、今回の事件を3週で方付けねばならない理由など思いつかない。 

 それよりも、もう少し一つ一つの事件に時間をかければ、前回の甲子園のときのやら、イワトミの事件(←と呼んでいいのか?)などのようなミスも防げるんじゃないのか? 

 なんか、もう、作者が自分自身の首をガンガン絞めまくっているよーな気がしてならない。 

   

   

 ふみゅぅ、なんだか、推理を始める前の段階でかなり長くなってしまった。 

   

 で、今回の推理なのだが…… 

   

 まず、最初に予言しておこう。 

 今回は二つの回答を用意させていただくことにする。 

 というのも、このお話の外側だけをふつーによめば、

あたりまえのよーにたどり着く結論

が一つあって、正直それを

正式回答

としたいくらいなのだが(いや、もう、この複線地獄から逃くてさ)、しかしその結論は、どー考えても、

作者の用意した結論とはかけ離れているとしか思えない

のである。 

 よって、今回はその『あたりまえのよーにたどり着く結論』『作者の出した問題を真正面に紐解いた場合の結論』を両方書かせていただいて名草の最終結論とさせていただきたいしだいである。

(もっとも、後者の方はまだ完璧には答えが出ていないじょーきょーではあるのだが……) 

 とりあえず、今回の平行推理、この異様な詰め込みのせいもあり、どー考えても何個にも分けてか書くしかないので(短く文章まとめるの苦手なんです)まずはここまでである。 

 ということで、以下しばしお待ちを。 
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