で、よーやっと、本格的な推理に入りたいのであるが……
その前に、さらに書かねばならないことがある。
以降の推理においては次のことを根本的な前提として推理・分析させていただく。
1.この事件の犯人は加藤である
2.千葉は共犯ではない。
3.同様に、鑑識さんも共犯ではない。
4.死亡推定時刻の『7時〜7時半』というのはジャスト正確なものである。
5.探偵団が目撃した怪しい男は『犯人=加藤』である。
6.加藤には双子の兄弟とか、あるいはキッドやベルモッタや新一の母ちゃんのような『人間離れした変装技術』を持つ共犯とかはいない。
7.先週号の元太の腕時計、また今週号の新一の腕時計は正確な時刻を示している。
以上である。
まず、1については、今週号のラストシーンによって、作者から明確に示されたと判断させていただく。
2について。いくらなんでも『千葉刑事がウソをついていました♪』なんてオチは認めんぞ、この展開で。
3、上に同じく。
4、これに関してはいろいろいいたいこともあるのだが、今はとにかくこれを信じられないとなると、推理が一歩も進まないのだ。
ほら、きっとコナンの世界の鑑識さんはものすごーく優秀なんだよ。
この調子なら某組織がアポなんとかいう毒薬で殺人を犯してもすぐに毒殺だって見破っちゃうね。
5、まさかこの後に及んでちがうなんていわないでくれ?
6、やめてくれ、頼むから。
7、今週号をちょっと詳しく見てみれば明確なように、千葉の家の時計には何らかの細工がなされている。
で、こーなってくると、一体全体作中の正しい時間はいつなんじゃい?という話になるわけで、新一はもちろん、元太も探偵サイドということで、この二人の腕時計に加藤が細工することは不可能だと思うので、この腕時計は正しい時刻を示しているとさせていただく。
もちろん(特に元太の方は)誰かに細工されるまでも無く時計がはなっから狂っていた可能性もあるのだが、そこまで考察しだすと、もはや僕の手に負えないのである。
ふう。
というわけで、ここまできてよーやっと、事件の推理に入れるわけである。
……
……
……
なんつーか、すでにセンター試験の数学IAを解いた後位の疲労感がたまっているのであるが、何はともあれ、次の書き込みからがホントの推理の開始である。
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