▼名草の研究室▼
名草’Laboratory

コナン並行推理!! そして最終結論 2003/09/20(土) 18:17

さて、よーやっと、推理の続きである。

まずは、更新が遅れたことを大変申し訳なく感じています。
おとといは風邪をひくし、昨日は更新しようと意気込んでいたんですが、会社の飲み会でそれどころじゃなく……
いや飲み会は最初からわかっていたんだけど、『2次会はやらないよ』と聞いていたのですっかり安心していたら、1次会が19時から25時30分(閉店まで)という……(××;;
いや、そりゃ、確かに2次会はやってないけどさぁ。

何はともあれ、どうもすみませんでした。

 

で、今回のトリックに関してなのであるが。

 

正直なところもうさほど語るべきものはない

 

細かい部分はともかくとして、大筋の部分では前回書いたように『ケーブルテレビの朝生7』を使って千葉刑事に起きた時間が7時だと思わせ、部屋の中の時計もごちゃごちゃと弄って仮面ヤイバーのビデオも細工して2時間稼いだ……これが作者の用意した今回の解答であろう。

コナンBBSの方で酵母菌さんが細かい時系列をお書きになられているので、これを改めて書きうつつ必要性もあまりない。

あえて付け加えるならば、酵母菌さんの同書き込み(コナン並行推理スレッド(16))で

>名草さんとは見解がズレますが、私は121ページ3コマめと4コマめの間に経過したと考えています。

とお書きになられておられ、確かに読み直してみるとそのように取れなくもない

しっかし、こういうのはちゃんとどちらなのかわかるように描写していただきたいものである。取り立ててあいまいにしなければならない種のものではないし、むしろきちんと描写すべきものであると思う。両方の場面でコナンの腕時計を描写すればすむことなのであるから。

 

…………

 

で。前回予告した『いくつかあいている大穴』に関して書いていこうと思う。

いくつかあるのであるので、分けて書いていこう。

 

その1.ケーブルTVのCMについて。

これは一般的に考えてなのであるが。

ケーブルテレビで番組を再放送するとき、CMって別の物にならないか?

まあ、本放送2時間しか違わない番組なので、ので大筋では同じなのかもしれないが、それでも『今後のケーブルTVの番組紹介』などが入るよーな気がする(少なくとも、僕の家でケーブルを見ているとこのての紹介がちょくちょく入る)。

まあ、これは必ずそうだとは言い切れないし、加藤も事前にちゃんとCMも含めて全く同じ放送であると調べておいたのかもしれない。

しかし次の点は同であろうか。

それは

朝生7のCM中に千葉が『ちょっとCMの間だけ他のチャンネル見てみようぜ』といったらどうするつもりだったのか?

という点である(ちなみにこれは来週の結論として、ケーブルではなくビデオを使用されていたとしても同じことがいえる)。

千葉が加藤の家に居候しているならともかく、加藤が千葉の家に居候している以上、ここで『いや、絶対ヤダ』と言い張る方が不自然であると思う。

 

ちなみに、これに関するウルトラC的な解決策があるといえばある。

すなわち、日売テレビは公共放送である

というのものであるが……どうだろうか?





その2.死亡推定時刻について。

今回の事件では『死亡推定時刻が7時〜7時30分』とかなり限定されている。

本当に、一体どうやってこれは判定されたのであろうか?

いい加減しつこいと思われるかもしれないが、まずは聞いてほしい。

一般に、死亡推定時刻の決め手となるものというのは何なのか。僕の知る限りでは『直腸温度』『死斑』『胃の内容物の消化具合』『死後硬直のぐあい』『遺体の腐敗度』といったところであろうか。

このうち、解剖していない以上『消化具合』は意味を成さないし、『遺体の腐敗度』はもっと時間がたってしまってからの場合の話である。また、絞殺された場合ならともかく、ああも大量出血している場合に『死斑』といのがどれくらい信用できるのものであるかもよくわからない。

そこで、今回は直腸温度について考えてみよう。

で、某探偵学園のドクロ教授によると、直腸温度を調べるとかなりの部分まで死亡推定時刻はわかるんだそうである(←ホントかウソかはしらんが)。

あ、なんだ、だったら30分以内に特定できるじゃんと考えるのはまだ早い。

現場はアパートの中なのである。

例えば犯人が『よし、死亡推定時刻ごまかそう』とか考えてエアコンを2時間タイマーでガンガンつけっぱなしにしたら、一体どうなるだろうか。当然、直腸温度にはずれが生じるはずである。

検死というのは、そーゆー可能性も考慮して結論を出すものであり、ゆえにある程度あいまいにもなるし、解剖なども必要なってくるのである。

で。

つまるとこと、ああも細かい死亡推定時刻を特定する事は、やはり難しいのではないであろうか。

いや、実のところ、問題はそんなことではない。

今回、死亡推定時刻を細かく特定できたかできなかったかなーんてことははっきりいってどーでもよろしい。

以前僕がBBSに書いたとおり、『死亡推定時刻は6時〜7時30分前後だけど、7時に被害者が隣のおばちゃんに目撃されている。ゆえに死亡推定時刻は7時以降である』とか、まあ、理屈ならどうにでもなるし、もしかすると最近の医学の発展によって僕の及びもつかないような死亡推定時刻の特定方法があるのかもしれない。

肝心なのは、

はたして加藤は事前に死亡推定時刻がこうも細かく判定されると確信を持っていたのか?

という点である。

例えば、今回の死亡推定時刻が『6時前後から7時前後』と判定されたとしよう。

で、そーなると、

警察『加藤さん、失礼ですが今日の朝、あなたはどこでなにをしていらっしゃいましたか?』

加藤『7時から千葉とテレビを見ていました』

警察『そうですか、でも死亡推定時刻は6時〜7時……多少の余裕を見て6時10分前くらいからとすると……まだラッシュ時間帯でもないですし、なんとか7時には戻れそうですね』

加藤『へ……いや、あの……?』

警察『まあ、そういうことで、とりぜず署までご同行願えますか?』

加藤『い、いやあの、ちょっと待って……(俺のアリバイトリックって一体……?)』

 

……

  

…………

  

………………

  

(×O×)(×O×)(×O×)(×O×)(×O×)

 

つまりは、そういうことである。

 

問題なのは『今回の事件で警察がどうやって死亡推定時刻を定めたか』ではない。

実際にとくていされているのであるから、どーにかしたんであろう。

個人的には志保あたりにもう一度判定しなおしていただきたいくらいではあるが、まあ、死亡推定時刻そのもは(無理やり)納得できなくもない。

しかし、最大の謎

加藤はどうして『死亡推定時刻が7時以降……最低でも6時よりは後とみなされる』と確信を持てたか

なのである。

無論、加藤は志村が仲本を尋ねる予定だったのは知っていたのであろう。しかし、それだけで上記事項に関して確信がもてるものであろうか?

 

一般的にアリバイトリックというのは『犯行前後2時間は不在であった』ということを証明するか、あるいは『犯行現場を誰かに見せる』とかして犯行がいつ行われたかを明確にするなどの処理が必要なわけであり、

結論として。

 

ひじょーに片手落ちなトリックだぜ

 

というのが今回のトリックに関する僕の結論である。

(まあ、シロウトの考えるトリックなんぞそんなもんかもしれんが)

で、これを回避する方法が僕が第一の回答として示した『鑑識さん共犯説』であると思うのであるがいかがであろうか(となりのおばちゃん共犯説でもいいけど)。

 

えっと、だんだん疲れてきたので一気にいきます。

その3.そもそも、千葉が9時より前におきだしたらどうしたのだ?

いくら寝起きが悪い人間でも、予定よりも2時間も多く寝ていれば目が覚めることもあると思う。

 

その4.千葉刑事に電話がかかってきたらどうしたのか?

警察官だもんね。緊急連絡はいつはいってもおかしくない。

 

その5.千葉刑事が『あ、おれちょっとコンビにまでジュース買いにいってくるわ』と言ったらどうしたのか?

これは、まあ『俺が行くよ』と強弁すればいいのかもしれないが、それで自分が出かけている間に、千葉がテレビを回してしまう恐れも高い。

 

その6.志村が発見するよりも前に誰かが死体を発見して、警察がヤイバーのビデオを見ている途中でやってきていたらどうなっていたのか

可能性は低いかもしれないので考慮していなかったのか?

 

その7.そもそも、千葉がシャワーに入ったのってただの偶然じゃないの?

他の理由で追い出すことも不可能ではないが……

 

 

細かく書けばもっとあるのであるが。

いずれにしても、なんといおうか。

 

幸運の上に幸運が重なりまくって成功した、まるで紙の橋を渡るかのようなトリック

 

であるなぁというのが、僕の今回の感想であり、最終結論である。

 

これらのことに、来週コナンが(というか、青山先生が)どこまでお答えくださるのか楽しみにさせていただきたいと思う。

まあ、うちいくつかは解決してくださることであろう。その6とその7あたりはどうにかなりそうですしね。

 

というこで。

以上、僕の平行推理、お粗末であったかもしれませんが、すこしでもお楽しみいただけたとすれば幸いであります。

僕の力量不足により至らない点も多々あったとおもいますし、結局のところ推理したのは僕じゃなくてDsDさんと酵母菌さんではないかという気もしなくもないですが(^^;; ここまで突き詰めて謎解きをしたのは初めてだったので、よい経験になりました。

平行推理をし、さらに言葉にまとめてUPするというのがどれだけ大変なものであるのかを強く実感いたしました。

これを毎回行っているDsDさんをはじめとする平行推理サイトの管理人様方にはただただ頭が下がる限りであります。

正直、二度とゴメンだという気もしなくはないのですが、非常に楽しかったです。
以上、ありがとうございました。
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