ミステリー漫画……というか、ミステリークイズ漫画の少年探偵彼方、第一話(第一問?)なんですが…… まあ、誰もが気づいていると思いますが、根本的にバグってるんで指摘を。
このトリック。
『写真を裏返して、時計の針をごまかした』
が結論でして、で、その証拠が
『写真の中の、理科室(理化準備室?)の中の人体模型の内臓の配置が逆になっているから』
という、小学生探偵らしい(というか、生物学者の夏緑先生らしい?)証拠が提示されているんですが。
ここで一言いってみましょう。
『お前ら、その小学校に通っているなら、うんな写真の片隅にひっそりうつっている人体模型の内臓なんて言う前に、棚と人体模型の位置が逆になってることに気づけよ』
(*_*)(*_*)(*_*)
と、いうか。 学校の中で写真を撮ったという時点で、その学校に通っている彼方くんに問題を出している以上、校内の家具の配置くらいは知っているという前提であるわけです。そして、その事に遙ちゃんが気づいていない時点で、読者としては
『写真を反転させるトリックは使っていないんだな』
と判断してしまうのではないでしょうか。ふつーは。 うんで、その時点で写真の片隅に映ったちっこい臓器の左右が対象かどうかなんて事を気にするわきゃないんです。
まあ、生徒は勝手に理化準備室に入っては行けないとか校則で決まっているのかもしれませんが、それならそれでちゃんと問題編でその事を明示すべきであったと考えます。
どこか、彼方くんの行ったことのない『隣町の博物館』とかにしておけば、こんなミスにはならなかったのに……と、彼方くんレビューの事件だけにちょっと残念です。 |
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