それでは第10問の解答です。
■ 第10問 ■
つぎの暗号を解きなさい。
でござの下・・・。 発端は今をさかのぼる・・・。 答えは5文字であり・・・。 草木も眠る・・・。 それは植物の名前・・・。 水の始まり・・・。
問題は上記のようになっております。
まず最初に、ヒント2で言っているように太字にしたことには意味はありません。 そしてヒント1「みんな本当のことを言っています」とあります。 つまりは、全然違う意味が隠されていたりすることはありません。 そんなにややこしく比喩しているわけでもなく、 わりと読んでそのままの意味が文章に込められています。
上記を踏まえた上で文の意味するところを考えていきます。
そこでまず3行目、「草木も眠る」に注目。これから連想される言葉がありますね。
そう、「丑満時(うしみつどき)」です。 草木も眠る丑三つ時。 昔は時間を干支で表していて、丑(うし)の刻は午前1時から三時までのことです。 ここで言う丑満時とは、丑の刻の満つる真ん中で午前2時のこととなります。
さて、気づきましたでしょうか。問題文の1,2,4,6行目に共通する点がありませんか。
「下」、「今」、「始まり」そして「午前2時」・・・。 どれにも時間や場所に関係ありそうなワードが含まれています。
そうすると、時間や場所に関係する「水」は「水曜日」となりそうです。 「水の始まり」は「水曜日になったばかり(日付の変わり目あたり)」と連想されます。
「発端は今をさかのぼる」。今をさかのぼると・・・過去。 「発端」がこの問題に関することだとすると、この問題の始まる前・・・。
さて、暗号館の記事欄を見てください。 これらの条件を満たすところが見つかるでしょう。
(24)◆第8問 〜無限ノ情熱〜◆ [2001/11/07(水) 02:00]
この問題よりも過去に存在、水曜日になったばかり、午前2時ちょうど。 そこのページを開いてみましょう。
さあ、どこかに答えがあるのでしょうか。 そういえば場所に関する1文がありました。
「でござの下」。
みつかりましたでしょうか。
「それでは第8問でございます。」
その下を反転させてみると・・・。
ここで、それがはっきり答えであるとわかるように問題文の3、5行目があります。
答えは5文字であり、それは植物の名前・・・。
というわけで、第10問の答えは おとぎり草 となりました。
「鷹飼いの名人がこの草を鷹の秘薬としていたが、弟が秘密をもらしたので怒って殺してしまった」 だから「弟切草」なんて、物騒な由来の花です。 この花の名前はゲームソフトとして知っている人も多いと思いますが、 問題の答えにしたした意図は他にあります。 1年365(366)日の1日1日にはそれぞれ、花が設定されているのですが(誕生花)、 この問題を出題した日(11月19日)の誕生花がおとぎり草なんですね。 ちなみに花言葉は秘密です。花言葉を教えないよ、と言う意味ではありません。
(調べてみると、誕生花は色々な本や、それを参考にするサイトでまちまちで、 11月19日はおとぎり草以外のものもあるようです。)
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