▼暗号館▼
KOKO’Laboratory

●解答(第12問)● 2001/12/24(月) 13:41

それでは第12問の解答です。

■ 第12問 ■

つぎの暗号を解きなさい。

あきいみんがよはちしゅよたにやいちんよに  
さざのれいそしのいうたわおいとなせりて 
こいけのりむすろまでん

国に向かって唄え

問題は上記のようになっております。


問題を見てみると、下の1行目をカギに上3行を解読するようです。
そのカギになるのが

「国に向かって唄え」

「唄う」は普通に「歌う」のこととすると、この問題のキーワードは「歌」。
なんとなく歌の歌詞が関係してきそうです。
そこで、何かの歌の歌詞がこの問題に関係があるとして、
この問題が解けるには、その「歌」は

・みんな知っている
・すぐに思いつくことができる
・知っていればすぐ調べられそう

このような条件が必要になってきます。例えば、マニアックすぎたり(一般性が無かったり)、
その歌詞を正確に知る手立てがほとんど無いと、難しいというより理不尽な問題になってしまう
からです(といいながら理不尽な問題が出ていたり、出したりしてしまうかもしれませんが・・・)。
それをふまえて考えてみると、何か思いつきませんか?

「国に向かって唄え」。「国」と「歌」・・・。

そう、「君が代」です。
日本人なら誰もが知っている(はずの?)歌。
歌詞はこう。

   君が代は
   千代に八千代に
   さざれ石の
   いわおとなりて
   こけのむすまで

ひらがなにすると、

   きみがよは
   ちよにやちよに
   さざれいしの
   いわおとなりて
   こけのむすまで

この歌詞と、問題文を見比べてみると・・・。

どうやら文のなかに「君が代」の歌詞が入っていました。
言い換えれば、「君が代の歌詞の中に、なにか文字が入っていた」。
そろそろ見えてきました。

君が代の歌詞の部分以外を片仮名にしてみると、

がよはちシュにやよに
さざれいしのいウタわおとなりて
けのむすまで

歌詞でない部分はア、イ、ン、シュ、タ、イ、ン、ノ・・・。


ということで、第12問の正解は
       アインシュタインの相対性理論
                               となりました。 
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