▼暗号館▼
KOKO’Laboratory

●解答(第14問)● 2002/01/07(月) 01:03

それでは第14問の解答です。

■ 第14問 ■

つぎの暗号を解きなさい。

日(漢字)月(漢字)l(アルファベット小文字)ナ(片仮名)キ(片仮名)の(ひらがな)
U(アルファベット大文字)l(アルファベット小文字)一(漢字)く(ひらがな)
十(漢字)の`(ひらがなと記号)メ(片仮名)の(ひらがな)一(漢字)ぐ(ひらがな)
―(記号)Y(アルファベット大文字)-(記号)つ(ひらがな)

問題は下記のようになっております。


さてこの問題、色々な種類の文字が入り混じっていて大変複雑そうに見えます。
一文字一文字の後ろにその文字の種類まで書いており、よけいに問題が難しそうになっています。

しかし逆に考えると、このさまざまな種類の文字をきれいに変換することを、ヒントもなしに要求
するのはちょっときついはずです。
そうすると、この問題でやらなくてはいけないことはもっと単純そうですね。


読みについても同様に、漢字や記号などがあるため色々と複雑になりそうなので
関係はなさそうです。


さて問題文の文字の中で、1つだけ浮いているものがあります。
の`(ひらがなと記号)ですが、何かに合わせるために無理やり点をつけた感じがしますね。
例えばそれが画数であるとしたら、わざわざ「の」をつかわなくてもよさそうです。

文字の種類も、読みも、画数も関係がなさそうです。他には・・・。

ここで、文字の種類が関係ないとして、下にそれらを消したものを示します。

日 月 l ナ キ の
U l 一 く
十 の` メ の 一 ぐ
― Y - つ

ポイントは、さっき言った「の`」とちょうど漢字が隣接している「日」と「月」。
「日」と「月」、並んでいると形が「明」のようです。
また、「の`」に、となりの「十」を乗っけると「お」になりそうです。
そして、文字の数は偶数。各行の文字の数も偶数です。

もうお分かりですね。大事なのは文字の形なんです。
文字を2個づつにわけ、それぞれをあわせていきます。

日月→明 lナ→け キ→ま l→し 一→て
             の   U    く

ここまでくれば、少々無理があるものが出てきたとしても、
時期がらもあわせて答えは想像がつきそうです。


というわけで、第14問の正解は
        明けましておめでとう
                     となりました。

新年明けましておめでとうございます。
            今年もよろしくお願いいたします。
       
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