それでは第18問の解答です。
■ 第18問 ■
つぎの暗号を解きなさい。
[北5] (北西6) 北7 西3 東8
北東8 (南東9) (西3) (東11) 北西2
問題は上記のようになっています。
この問題は方角・数字・カッコの3つの要素で構成されています。
まず、方角があることから、キーボードや電卓など、『なにか』の2次元的な平面の 上で解いていく暗号の可能性が考えられます。 その場合、地図などでなくとも北、南、東、西はそれぞれ、 上、下、右、左に対応している可能性が高いですね。
数字にも注目してみましょう。数字の範囲は最低が2で最高が11。 この暗号に『なにか』を使うとして、それに載っている数字の最高は11を 大きく超えることはないでしょう。
また、仮に数字が距離を表すとして、この暗号が『なにか』の上を 指示に従い連続で移動していくと考えると、 「起点」つまり、最初の出発点を示しているようなものが見当たらないため、 数字は距離ではなく、またそれぞれの指示(方角・数字・カッコを合わせて1つの指示として) は連続して行われるものではないでしょう。
では、数字が『なにか』の上の数字そのものとすると・・・。 数字の範囲は2〜11を含む。 距離は関係ない → その方向には対応するものが1つ?
さらにヒント3:2種類あるものの一方 も考慮に。
2種類とはアナログとデジタル。 そう、時計です。 ここで使用されるのはもちろんアナログの方です。 ちなみに、数字より方角を先に示すことで、すぐに時計などに連想されないだろうという 思惑がありました。
さて、まだ言及されていないカッコですが、
ヒント1:方角と数字 → 数字 → アルファベット
を考えると明らかになります。 時計の文字盤は1〜12、アルファベットの総数は26文字。 12以上の数を表そうとすれば、例えばカッコに1,2回りを意味させ、 12、24を足すようにすれば26文字表すことができますね。
そこで[]と()ですが、24を足すのはY(24+1)とZしかないため、 1つしかない[]が+24、()が+12と予想できそうです。
そろそろわかってきましたね。 [北5]だったら時計の5の真上は1、そこに24を足して25。 25番目のアルファベットははYというようになります。
[北5] → 1+24 → Y (北西6) → 9+12 → U 北7 → 11 → K 西3 → 9 → I ・・・。
ということで第18問の正解は 雪だるま(YUKIDARUMA) となりました。 . . . . . 。 |
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