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うい’Laboratory

オペラ座館殺人事件 2004/03/23(火) 22:36


 孤島のオペラ座館に『怪人(ファントム)』は巣食い・・・・・・
 連続殺人事件は幕を開けた・・・・・・



前回も書いた通り、単行本を買ったのはU巻からなのです。
なので犯人を知った状態から事件のあらましを読んだので、
動機やらトリックなどは考える事無く読んでいました。

その状態で思ったことは・・・。

やっぱり月島冬子のことなんだなぁ。

「地獄の業火に焼かれながら
 それでも天国に憧れる・・・。」

犯人は彼女が復讐の言葉を残して死んでいった・・・と言っていた。
でも金田一は「許せるうちに死のうと思った」んじゃないのか・・・って。

事件の後になってから彼女の遺書が発見されて、そこにはこう書かれていました。

「昨日のこと以来、私の心はこの顔と同じように醜くなりつつあります。
 そうなる前に、私は命を断つつもりです。
 私・・・・少しでも天国に近い所へ行きたいから・・・・。」

彼女がここまで「天国」にこだわる訳は何なんだろう・・・。
やっぱり「オペラ座の怪人」の影響なのかしら?

彼女は最後まで「月島冬子」でいたかったのかな?
「ファントム」ではなく、「月島冬子」のままで・・・。
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