●WUBEN ウーベン L50

基本データ

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WUBEN L50 - Youtube レビュー動画
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●基本操作・操作性について

基本操作

L50 はテール部分に1つだけボタンがあり、『ON / OFF』、『モード切り替え』 をすべてこのボタン1つで行います。

消灯状態からボタンを1回押すと、前回の最終使用モードで点灯。

点灯状態からボタンを半押しする毎にモードが切り替わり、『Eco モード』 → 『Low モード』 → 『Mid モード』 → 『Hi モード』 → 『Eco モードに戻る』 の順で切り替わります。

また、どのモードからでも、点灯状態からボタンの2連続半押しでSOSモードに変わります。SOSモードからボタンを半押しすると元のモードに戻ります。

メモリー機能が付いていて、消灯状態からスイッチを入れると消灯する前のモードで点灯します。

この『テールボタン1つで ON/OFF、モード切り替えの全てを行う』という仕様は好みの分かれるところで、『一旦モードを決めてしまえばそのまま使用する場合が多い』という場合は誤操作防止の意味で役立ちそうですが、頻繁にモード切り替えを行いたい場合は少し使い辛いかも知れません。
防水・防塵規格 IPX8

WUBEN L50 は、水没・防水性能として 『IPX8』 を実装。

●水没・水滴飛沫にに対して
『常温で水道水の水深1.5mのところに沈め、約30分間放置後に取り出したときに正常機能を有すること』

という性能を有しています。
メーカー標記としては、『水深2mの深さに1時間放置しても有害となる影響が出ない』とされています。

筆者は、写真のような状況に30分ほど放置してテストしてみたのですが、全く問題は出ませんでした。

●照射角について


鏡面リフレクターが採用されていて、基本的にはスポット寄りな印象となるのですが、しかし NITECORE P12GT のように中心光部分だけが強くなりすぎるような事がなく、周辺光部分との境界は非常になだらかで、どちらかというと照射面全体を平均的に照らし上げる設計になっているようです。
そのため、100m以上の遠方照射をした際はやや光が届きにくい印象となるのですが、逆に手元〜中距離辺りまでは非常に使い勝手の良い印象となっています。

なお、カタログデータ的には 『
最大照射距離
: 200メートル』 と謳われていますが、実使用レベルの感覚で
”照らし上げている”
と言えるのは、おおむね130m辺りまでのような気がします。

光の色について


L50 の光は "白色" よりもほんの少し緑掛かった印象で、色温度的には推定で 4900K あたりになるような気がします。

1200ルーメンという高照度では、拡散された光が眩しく感じられて使い辛くなる場面が多々あるのですが、それがこの柔らかめの色で低減されて、使い勝手良く明るさを活かせるよう設計されているような印象を受けました。

照射例&比較

照射例&比較
※神社の石階段を見上げる形で照射。
WUBEN L50

Eco : 5ルーメン
WUBEN L50

Low : 75ルーメン
WUBEN L50

Med : 400ルーメン
恐らく "懐中電灯" としての日常的用途では、このミディアムモードまでで十分と思える明るさ。
WUBEN L50

Hi : 1200ルーメン
※下の比較参考写真 "NITECORE P12GT" と比較すると、中心光となる鳥居部分の照度はやや劣るものの、鳥居から僅かに外れた周辺の木々から円周辺りまで、L50 の方が広く全体を照らし上げていることが分かります。
NITECORE P12 GT
(比較参考)
1000ルーメン
※遠方照射に特化した設計のモデルです。
SUNWAYMAN V10A XML
(比較参考)
480ルーメン
※拡散照射タイプのモデルです。

WUBEN L50 を使ってみて ☆ まとめ

1000ルーメンを超えるような強力ライトでは、得てして『遠方照射』の性能の方に意識が向いてしまいがちになるのですが、この L50 は比較的スポット寄りな照射範囲でありながらも、その照射内をできるだけフラットに照らし出すように設計されている印象を受けました。

恐らく、その設計に向けて CREE ではなく OSRAM P9 という LED が採用されていると思われるのですが、ただ、Turbo モードで使用している内に発生する、熱による発光効率の低下は CREE 社の LED よりもやや大きめな印象で、


『1200ルーメンというハイパワーモデルではあるけれど、長距離照射というよりは、日常的に最も使用頻度が高い10m〜50m辺りでの実用性を追求された1本』


と、言えそうな気がします。
但し、テール部分の1ボタンによる操作系統は、筆者個人的には少々使い難く感じました。


●手元〜足元 (20cm〜3m)
・手元作業 : △ (Eco 5ルーメン / 少し光量不足)
・徒歩 : ○ (Low 75ルーメン)
・室内サーチ : ○ (同上)
●近距離レンジ (5m〜10m)
・近距離サーチ : △ (Low75ルーメンでは少し暗く、Med400ルーメンでは明るすぎる印象)
・低速自転車 : △ (同上)
●中距離レンジ (15m〜20m)
・中距離サーチ : ◎ (400ルーメン)
・高速自転車 : ◎ (同上:やや明るすぎる印象なものの、広い範囲を照らし出して安心感が高いです)
●遠距離レンジ (25m〜30m)
・遠距離サーチ : ◎ (1200ルーメン : 100m近くの距離になるとやや照度不足の感が出てくるものの、25〜30m辺りのレンジでは非常に扱いやすいです)

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