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LEDライト 『用途別』 勝手にランキング☆
●Sofirn C8F
New!
●Sofirn SP33V3.0
New!
●OLIGHT i5T EOS
New!
●WUBEN A20
●WUBEN L50
●NITECORE ナイトコア P12 GT
●ThruNite スルーナイト Archer 1A V3
●LED LENSER レッドレンザー M5

LEDライト 『用途別』 勝手にランキング☆

筆者自身、それほど多くの タクティカル LED ライトを使用してみたわけでもないのですが、”用途別” に筆者個人的に使い勝手が良いと思えるランキングと、なぜそのランキングになるかの理由を載せています。
あくまでも 『筆者が所有しているライトの中』 での 『個人的な感想』 ですので、ご参考の1つとして。


『 手元 』 - 30cm以内での使用
本格的な手元作業では LED ライトよりランタンを使う方が一般的なような気がするのですが、夜釣りの際の道具箱とか、かばんの中身や、財布内の小銭の確認など、
ちょっとした用途で手元を照らしたい場合
の使い勝手ランキングです。
本来は小型キーライトの守備範囲
かと思うのですが、この場合は 『ちょっとした用途 (数秒〜1分程度の間) で使用したい場合』 というのがポイントになっています。
このような場合、基本的に多機能より
”機能が少なくシンプル操作の方が使いやすい”
印象があって、例えば前回の使用照度のメモリー機能が付いたライトで、前回 Hi モードで使用した後に手元を照らしたりすすと、点灯した瞬間に目が眩んでしまう事にもなりかねませんので、逆に 『点灯時の照度が常に同じになるライト』 の方が使いやすく感じられます。
そういう意味で FENIX LD15 と LED LENSER M5 はメモリー機能がないので上位に入っているのですが、この2モデルは ”テールスイッチの有る無し” が異なります。
LD15 はテールスイッチが無く、ヘッドベゼル部分をねじ込むことで ON/OFF と モード切り替えの両方を操作します。 一見するとかえって面倒にも思えそうなのですが、実際には
ヘッド部分を指で ”押さえる ・ 放す” だけで全ての操作が行える
ので、手元用途では非常に使い勝手が良いです。



『 室内 』 - 一般的な室内 ・ 屋内での使用
家庭やオフィスなど、停電時の探し物や避難経路の確認など、
手元から2〜3m辺りを広めに照射したい場合
の使い勝手のランキングです。
基本的に、『一旦点灯させて照度を決めた後はそのまま使い続ける場合が多い』 という状況で、『場合によっては照度を調節しやすい方が便利』 という前提になっています。
筆者的には SUNWAYMAN V11R、同 V10A が圧倒的に使いやすく感じています。
※追記 2020/06 --------------------------*

ワンボタンオペレーションで使用できる Sofirn SP33V3.0 と OLIGHT i5T EOS を追加。



『 徒歩 ・ 夜間散策 ・ 近距離 』 - 足元〜5m (〜10m) 程度主体での使用
徒歩での使用と、庭や家の外観チェック等、
足元から5メートルあたりを広めに照射したい場合
の使い勝手ランキングです。
基本的には上の 『室内』 と同じなのですが、夜間散策など
基本的に広めの範囲を照射したい上で、10mくらいまでの距離も照らし出せる方が安心
という考え方で選んでいます。
SUNWAYMAN の2モデルはマグネットスイッチで照度を無段階に調整できる機能があり、足元から20mくらいの範囲を自在に照らし出せるため、このカテゴリでは不動の1位となっています。
※追記 2020/06 --------------------------*

Sofirn C8F、SP33V3.0、OLIGHT i5T EOS を追加。WUBEN L50 はランク落ちとなりました。



『 自転車(低速) 』 - 3m〜7m程度主体での使用
ママチャリで歩道を走る場合など、
比較的低速で3m〜7m程度までの距離を広めに照射したい場合
の使い勝手ランキングです。
自転車用の場合、本当は
『横長の楕円形の照射』
が最も適していると思うのですが、残念ながら LED ライトでそのような配光ができるモデルは今のところ存在しません。
クルマやバイクのヘッドライトと同様に、ライトがあまり上を向きすぎると対向車が眩しくなって迷惑なので、少なくとも
照射面の中心光部分が地面に落ちるくらいの角度
で使用する必要があるのですが、 その場合、『拡散タイプの照射だと手前が眩しくなりすぎて使い難く』、『スポットタイプの照射だと左右を照らす光量が不足気味』 な印象になります。
照度的には
おおむね150ルーメン辺り
が適切かと思えるのですが、筆者所有のライトの場合、SUNWAYMAN V11R ・ V10A ではやや拡散的過ぎて、NITECORE IFE2 ・ FENIX PD22 ではややスポット的過ぎる印象があるのですが、その中で、”自転車の低速走行用途” であれば SANWAYMAN V11R の方がまだ適していそう・・・ という印象です。
※追記 ---------------------------------*

WUBEN L50 を追加。



『 自転車(高速) 』 - 10m〜15m程度主体での使用
ロードバイクなどスポーツタイプの自転車で、
比較的高速で夜間走行する場合
の使い勝手ランキングです。
使用者の身体能力が高さ (速度の速さ) に比例して高照度が必要になると思われるのですが、
時速25km程度の走行でおおむね200ルーメン辺り
時速30kmを上回る走行でおおむね300ルーメン辺り
が適切なように思えています。 照射角度はややスポット寄りな配光 (拡散光で手前が明るくなりすぎない配光) が望ましく思えるのですが、SUNWAYMAN V11R ・ V10A では明らかに拡散的過ぎて、NITECORE IFE2 ではわずかにスポット的過ぎるように思えています。 ただ、『ではどちらの方が
安全に走れる確率が高そうか?
』 という意味で、この両者の中では NITECORE IFE2 の方が適していそう・・・ という印象です。
※追記 ---------------------------------*

WUBEN L50 を追加。



『 中距離 』 - 15m〜20m程度主体での使用
”中距離主体” と言っても具体的な用途が思い浮かばないのですが、大型施設や設備内の点検、徒歩による屋外サーチ、建築物の外観チェック、警備 ・ 防犯 ・・・といった用途でしょうか。 基本的に500ルーメンあたりが必要になりそうで、それくらいの照度があればイザという時の
護身用 ・ 武器
としての役割も果たせそうです。
照射角度は、用途によって拡散タイプの方が使いやすい場合もあれば、スポットタイプの方が使いやすい場合もありそうです。 LED LENSER M5 は MAX140ルーメンと数値的には低いのですが、最大スポット照射にした場合の照射面は拡散タイプの500ルーメン以上の明るさになりますので、このカテゴリにもランクインしています。
※追記 2020/06 --------------------------*

Sofirn C8F、SP33V3.0 を追加。
※追記 2019/05 --------------------------*

WUBEN A20、WUBEN L50 を追加。REDLENSER M5 はランク落ちとなりました。



『 遠距離 』 - 30m以上が主体での使用
本来であれば恐らく ”サーチライト” 的なカテゴリに分類される距離レンジかと思うのですが、それを
ハンディライト的にできるだけ小型化できた方が便利
というニーズの用途のように思えます。
基本的に800〜1000ルーメン以上の照度が必要となりそうなのですが、筆者が所有しているライトでは NITECORE IFE2 (345ルーメン) と SUNWAYMAN V11R (500ルーメン) が最高レベルとなりますので、現状その2本での評価となります。
これも、用途によって拡散タイプかスポットタイプかどちらが向いているか分かれそうなのですが、基本的に拡散タイプでは照射面の照度が低くなってしまいますので、50m以上の距離レンジが目的の場合は必然的にスポットタイプしか選択肢はなくなるような気がします。
※追記 2020/06 --------------------------*

Sofirn C8F、SP33V3.0 を追加。
※追記 2019/05 --------------------------*

WUBEN A20、WUBEN L50 を追加。
※追記 ---------------------------------*

NITECORE P12 GT を追加。 電池1本使用モデルとして、遠距離用途では恐らく現状最強のモデルと思われます。



『 山道 ・ 自然環境 』 - 草木が生い茂る中での使用
どう表現すれば良いのか分からないのですが、実は一度山歩きで杉林の中でライトを使う機会があったのですが、その際、どんな明るさに調節しても、結局すぐ間近にある木ばかりが明るく照らし出され、その光の反射に邪魔されて肝心の ”その奥” が非常に見にくいものでした。
また山道でも、人の手が入って前方が開けている場合は良いのですが、上下左右から草や木の枝がせり出す、いわゆるけもの道のような場合、これも間近の草や葉ばかりが明るく照らし出されて、上記同様の使い難い印象になります。
『タクティカルライト』 の性質的に、こういう状況の中での ”使いやすさ” も求められるような気がするのですが、その辺りのことが筆者には評価できていません。
※追記 2019/05 --------------------------*

今まで筆者は、白色系の色温度 5500K あたりのモデルばかり使用していたのですが、この度、色温度のやや低めのモデルをテストさせて頂ける機会があり、その優位性がやっと理解できました。
※追記 2020/06 --------------------------*

Sofirn C8F、SP33V3.0 を追加。SUNWAYMAN V10A、V11R はランク落ちしました。