『魔術列車殺人事件』 に関する検証
 ●2冊のトリックノート
 ●投稿者:swordone
 ●検証タイプ:意外な事実発見
 | 初稿:2017/09/24 14:41 | 最終稿:2017/09/24 14:41 | 編集回数:0 |

なぜ近宮玲子はトリックノートを2冊作ったのだろうか。
高遠は「自分用に書いたのだろう」と言ったが、その後左近寺がトリックノートに殺されたことで「奪った者に対する罠」という色が強くなった。
だが、罠を張っていたということは、自分用のトリックノートが奪われることを前提にしていることになるが、これが大問題である。そもそもこのトリックノートは息子である高遠が「いつか舞台に立った時に役立つように」(明智談)という目的だったはずで、他人に奪われた時点でその価値は無になる。実際高遠は幻想魔術団のマジックがトリックノート発だったことで近宮玲子が殺されたことを知っているため、高遠がマジシャンとしてトリックノートのマジックを上演することは事実上不可能になったことになる。
にもかかわらず、トリックノートを奪われることを前提にした罠を張ったことは、息子の高遠に対する裏切り行為になるのではないか。しかも罠を張った時点は当然弟子がノートを奪うより「前」なので、言ってみれば「やられる前にやり返す」という感じになる。近宮玲子の本質は、息子のためという目的を捨てて、弟子に対する報復を優先する冷血漢なのではないか。


*投稿者-swordone さん専用 / PW
+ + commented by 粗さがしのようだが + + at 2018/01/10 04:30 ×

結果論ではあるが、殺害、もしくは大怪我を追わせようと思ったのは
弟子たちのうちの一人だけだった。
彼女はどこまで自分の命が危ないとまで思ったのだろうか?

最悪全員が自分を殺害しようと思っているとしても、
確実に失敗して命を落とすような罠を張るのは常軌を逸している。

高遠がアレだけに、彼女もまた心に狂喜を抱えていたのか、
もしくは完全な高遠の誤解で、あとでマジックの危険性に気づき
高遠に送るノートに追記し、自分のを訂正し忘れた可能性も
僅かながらあるのだが・・・


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