『金田一少年の決死行』 に関する検証
 ●第一の殺人計画
 ●投稿者:KK
 ●検証タイプ:意外な事実発見
 | 初稿:2013/07/11 00:01 | 最終稿:2013/07/11 00:01 | 編集回数:0 |

 1人目の藤井文香殺し。まず、犯人はエレベーターの真ん中に“大きな鏡”を立てていた。犯人は服の背中側と帽子の後ろ側に「藤井に着せた“同じ赤い服”」を張り、エレベーターの中に立っていた。さらにマネキンの足も用意する。結果、鏡に映し出された後ろ姿を見て、李刑事たちは“エレベーターに藤井が乗っている”と勘違いする。

 犯人はエレベーターを閉じたあと、急いでやらなければならないことがある。まず「マネキンの足の回収」だ。おそらく右手に持っていた“紙袋”に入れたんだろう。これはすぐにできる。
 次に「背中と帽子に貼った同じ赤い服をはがす」こと。これは少し時間がかかりそうである。しかし、これもなんとか解決できそうだ。なぜなら李刑事たちは急いで階段を登り「2階に着いたときに“エレベーターが3階”に止まった」ことを確認している。その後、李刑事たちは3階で犯人と遭遇。このことから、犯人は3階に着いたあと少しだけ時間があったはずだ。すぐに降りないで「服をはがしてから降りた」と思われる。服はマネキンと同じように紙袋に入れればよい。

 ところが、どうしても解決できないことがある。それは“大きな鏡”だ。このトリックは、この鏡がなければ成立しない。いったい、どうしたんだろうか?

 李刑事たちは3階に着いたときに、エレベーターの中を確認している。あれだけ大きな鏡だから、むき出しで置いてあったら気づくはずだ。シンプルな作りのようなので、エレベーターの中に隠すのは難しい。だから、エレベーターから出して、どこかに隠したと思われる。
 しかし、犯人は体が小さいので運ぶのは大変だし、時間的にもエレベーターの外に持ち出すのは難しい。仮に持ち出せたとしても、隠す場所は?しかも、3階のエレベーターの前で「李刑事の指示で部下が残っている」し、隠した場所から持ち出すのも難しくなる。

 なぜ犯人は、こんな綱渡り的な犯行を授けたのだろうか?立ち方によっては鏡の存在に気づかれるし、2階で追いつかれたら時間的な余裕はなくなる。なにより鏡は、どうなってしまったんだろうか?


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