『オペラ座館・第三の殺人』 に関する検証
 ●三鬼谷殺害の偶然任せ
 ●投稿者:swordone
 ●検証タイプ:推理ミス・変な論理発見
 | 初稿:2017/09/24 14:26 | 最終稿:2017/09/24 14:26 | 編集回数:0 |

この事件で金田一は「偶然に頼った犯行はしない」という主張をしているが、金田一が推理したレオナによる三鬼谷殺害にも危険な偶然に頼った部分がいくつかある。

外からガラスを割るためインターホンをかけた時点でレオナは外。たまたま近くを人が通りかかりガラスの割れる音や悲鳴に気づかれたら取り繕うのは難しい。せいぜい外に倒れて「ファントムにさらわれて置き去りにされた」とするくらいしかない。

また三鬼谷と落ち合うにしても、塔から戻る人たちが2つあるルートのどちらを使うかレオナからはわからない。屋敷に向かうのを三鬼谷がこっそり見てインターホンでレオナに連絡するくらいだろうが、そうなるとレオナはガラスを割った後、少しその場にとどまらなければならないため、上記の状況への対処とが二律背反になる。

さらに都合の悪いパターンを考えると、ガラスを割ったレオナが三鬼谷と落ち合うため走り出し、殺害および手首の切り落としまで成功したものの、屋敷に残っていた人が異変に気付いて見に来ていた場合、部屋に戻ることができないため外に倒れることになる。しかしこの場合、切り落とした手首の処遇に困る。部屋の中ならどこか適当な場所に隠しておけばいいが、外に倒れるとなると、無防備に倒れている状態で不自然の内容に手首を隠し持つのは相当に困難ではないだろうか。

白神の説ほどではないにせよ、結構リスクの高い行動ではないだろうか。


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