『学園七不思議殺人事件』 に関する検証
 ●放課後の魔術師、哀しき社畜エリートゆえの突っ込みどころ
 ●投稿者:noname
 ●検証タイプ:その他発見
 | 初稿:2022/05/29 21:46 | 最終稿:2022/05/29 21:46 | 編集回数:0 |

@青山の死について
そもそも純粋に事故死な以上、的場はそのまま警察に届ければ良かっただけなのでは?


A会社の遺体の管理の不合理さについて
製薬会社に脅されていた可能性もあるが、それ自体が合理的ではない。自分たちで遺体を管理してたほうが、会社の敷地内で秘密裏に薬品で処分するなり業務用の廃棄物に紛れ込ませるなり色々融通が効くからだ。


また、もし事故を起こした当時の社員たちと、現在の社員たちとでは代が変わったため遺体隠蔽のことを知らないというなら、的場は校舎に隠し続けるより、暴露を盾会社を脅す方が合理的である。スキャンダルで金をせびれる上に、別に自ら殺人のリスクを犯す必要もないからだ。


B定年後の遺体の管理
作中、定年で逃げきりを画策していた的場だが、そもそも定年後の方が校舎を解体される確立が高い。仮に製薬会社から新たに的場の後任が来たとして、自分の代で発見されたら絶対、的場のせいにするだろう。さらにいえば壁から人の白骨死体が7つも8つも出てくるような大事件なら、どんなに過去のものでも警察は大々的に全国規模で操作をするだろう。某海賊漫画のスナスナの実でも使わない限り物は簡単に風化しないんだぞ。耄碌し過ぎやしないか、的場。


ありえる線としては、会社が代替わりを機に無関係を装うため、口封じとして的場に大金で見張り料を渡してたというところか。そして定年後、的場は海外に逃亡する気まんまんだったと。アホか。せっかく白骨化させるまでいったなら休みの日にでも焼却炉で焼いとけ。作品中の時代なら機械警備も監視カメラもギリギリ導入前の時代だろう。なにせ宿直なんて制度があるくらいなのだから。

C頭の悪い方面に頭のいい的場
製薬会社に社員として入るのであれば、普通は生物か化学を大学で専攻する必要があるだろう。参考までに自分の高校の頃の記憶では、生物は割と暗記要素が多く文系的な要素があり、そのため文系学生に人気だった記憶がある。その反対で物理は数学的素養が不可欠のため、文系学生で物理を選択した者は一人もいなかった。


もし、的場が化学系ではなく生物学の専攻であった場合、出自を隠すため、対極ともいえる物理を1から猛勉強し、教師の資格をとれるほどまでにスキルを磨きあげたことが分かる(普通は自分の専攻で教職の資格をとる)。よしんば化学が専攻だったにしてもだ、もし高校の教職資格を2つ、大学時代にとっていたとしたら、相当勉強漬けの毎日を送っていたことが想像できる。会社からの特命を担い出向するほど優秀な的場、きっと学生時代も学費が免除になるくらいのスーパーエリートだったに違いない。また、社会人になってから身に付けたのだとしたら、仕事の合間を縫って通信教育やサマースクールを活用していたことが想像できる。いずれにしろ涙ぐましい努力量と優秀さである。

つまりエリートゆえに上司からの理不尽や無茶振りに応えられてしまうのだ。普通なら辞表と一緒に指示した上司を壁にめり込ませるところだ。スーパーエリートゆえの悲哀が引き起こした事件といえよう。きっと定年後の高飛びに備えてミス研の顧問がてら英会話と資産運用・財テクも勉強していたことだろう。最初の選択さえ間違えなければ。つくづく哀れな奴である。




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